モロカイ島の北部に位置する展望台。
悲しい歴史をもつカラウパパの街や、灯台のある半島を緑の絶壁の下に見られる。
ホオレフア空港からカウナカカイ方面に460号線を進み、470号線をを左に行く。
クアラプウを通り過ぎ、道の終点まで行くと、パラアウ州立公園の駐車場。
駐車場から右側のトレイルを歩いていくと、松林が開けてカラウパパ展望台に出られる。
■ ダミアン神父の偉業
モロカイ島の北海岸中央部、カラウパパ半島には収容所があった。
1800年代半ば、船でハンセン病患者たちはここに運ばれていた。
当時、ハワイではハンセン病患者を隔離する政策がとられていた。
ハンセン病は不治の病として人々に恐れられてた。
1873年、ダミアン・ジョセフ・デヴスタというベルギー人の神父は、この半島に降り立った。
目的は、ハンセン病患者たちの絶望的な気持ちを救う為。
ダミアン神父は、患者たちの精神的な支えを目指した。
不足していた食料や医療を賄う理由で、病院・教会・家などの施設を建設した。
1889年、ダミアン神父もまた、49歳の若さでハンセン病によりこの世を去る。
1940年代にはハンセン病もスルフォン剤という薬により、不治の病ではなくなる。
法律的にも開放された患者たちだが、わずかにカラウパパ半島に残っている。
ハワイで最も愛されている英雄になったダミアン神父は、『モロカイの殉職者』と呼ばれている。
カラウパパ展望台・詳細
■ アクセス
カウナカカイから車で約30分
カラウパパ展望台の位置